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3月13日・・・俺とヌンチャク |
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業務連絡!明日はホワイトディーです!まだお返しを用意されていない方が居ましたら 「男が門口を出ると七人の敵がある」・・・らしい サンチェは眠い目を擦りながら車に乗り会社に出掛ける・・・そして仕事を終え家に帰る もう何年もこの繰り返しであるが未だ敵らしい敵に遭遇した事はない サンチェお気に入りに自販機の前でよくあう老人・・遅刻ギリギリのサンチェを横目に 自販機から1000円札を出したり入れたりしている老人・・あの人はナニがしたいのであろうか? ある意味あの老人が敵なのかも知れない サンチェの寿命をざっと計算して残り56年だとする あの老人が真の敵でないとしたら56年の間に7人の敵が現れる計算になる 男として生まれて来たからにはそこら辺の覚悟は出来ている 幼少の頃に棒を振り回してチャンバラという競技で遊んだ記憶がないだろうか? そのチャンバラの魅力に取り付かれた者はやがて剣道という武具の臭い武術に目覚めるのである またある者は「柔道」を始めたり・・ 「ボクシング」「プロレス」「カポエラ」「取引先を回り土下座の達人になる者」 男はそれぞれに7人の敵に備えているのである サンチェが選んだのは『ヌンチャク』 『やべ!俺何も考えてなかったよ!』って方には『ヌンチャク』をお勧めする ヌンチャクの事を知らない人が多いと思うので簡単に説明する 二本の棒がありまして・・・その棒の先を鎖でつないだ物・・・それがヌンチャク 上級者用に鎌ヌンチャクってものありますが・・・あれは危険です・・スパッっと切れます 話せば長くなるのでその経緯は省略させてもらうが サンチェはヌンチャクを持っている・・・そして教本も持っているのである 中学校に入学したサンチェはヌンチャックを始めたのでした ヌンチャクを始めたと言っても街のヌンチャクスクールに通うわけでもなく 師と仰ぐ人もいない・・・全ては独学でして そのヌンチャクの教本だけが頼りです ヌンチャクと教本が合わせて15000円だったでしょうか? 実に高いのか?安いのか?微妙な価格ですが7人の敵を倒す為には安い買い物なのかも知れません その怪しげな教本を片手にヌンチャクを振り回すのでした 『ヌンチャク入門』と書かれた教本の始めのページにはこんな事が書いてありました 〜あなたも今日からヌンチャクマスター〜 入門なのに今日から・・・マスターですからして サンチェの取得資格の欄には「ヌンチャクマスター」がある 教本には先ずはヌンチャクの歴史について延々と書かれています 続いてヌンチャクの各部分の名称のページ 映画で学ぶヌンチャック!(ブルースリーの映画の紹介です) 薄っぺらい教本の1/3を使い長い前置きが終わりました やっと本格的な内容になってきました ・ヌンチャクの握り方 鎖に近い位置を持つと回転が速いとか 鎖から遠い位置を持つと破壊力が上がるが取扱が困難だ!とかそれらしい事が書いてあり ・・・安心しました 教本を読む内に問題点が発生します・・・練習する場所 ・人の居ない広い場所で練習しましょうっと書かれています 確かに寂れた公園で『アチョー』とヌンチャクを振り回せば爽快だと思います サンチェの男らしい様に観客が詰め掛けて来るでしょう・・・警察官とか婦人警官さんとか とりあえずヌンチャクデビュー初日なので自分の部屋で練習する事にしました サンチェの実家の旧家(建替える前の家)はそれはそれは広く! サンチェの部屋も広かったのです・・・具体的な広さを言うと嫌味になるので 余り詳しくは書きませんが・・畳を敷くと10枚は敷ける広さでした ヌンチャクを振り回した事がある人はご存知だと思いますが 中々ブルースリーの様にはいきません とにかくよく・・・つかみそこねて腕やら背中を強打します 青アザを作る息子を母親は心配していました サンチェ母「あんた!誰と喧嘩して来たの?」 ・・・・まさか・・・自分のヌンチャクで・・・とも言えず家族には内緒にしていたのです 夜な夜なヌンチャクの訓練を積み重ねてきたサンチェ 一ヶ月程経った頃でしょうか? ある程度の型!を取得していました・・・8の字を描いたり・・・机の上の林檎を割ったり! ヌンチャクを振り回した事がある人はご存知だと思いますが 裸の方がやりやすいのです 服などを着ているとその服にあたったりして微妙に軌道が狂ってしまいます サンチェも自分の部屋なので・・・夜なので・・・服を脱いで練習していたのです あっズボンは履いてますよ・・・今日届いたカンフー着を ヌンチャクを振り回した事がある人はご存知だと思いますが こういったものは雰囲気作りが重要でして・・・サンチェも無論買いました『カンフー着』 その日は少し調子に乗りすぎたのかも知れません カンフー着を着たサンチェは変な力が湧いてきまして ・・・忘れてしまいました・・部屋のむき出しの蛍光灯の事を 『パリーーン』ヌンチャクは弧を描き天井の蛍光灯に直撃です 蛍光灯の白い粉が見えたかと思うと・・・一瞬で闇に包まれてしまいました 深夜一時頃だったでしょうか・・・サンチェは焦りました 動こうにも足元には割れた蛍光灯のガラスが飛び散っています ・・・俺は朝までこのままなのか? 悩んだあげく叫びました『助けてくれ〜』 運悪く駆けつけて来たのはサンチェ母でして サンチェ母「どうした?」 サンチェ 「チョット蛍光灯が割れて・・・・懐中電灯を持って来て欲しい」 困惑気味の母は懐中電灯を持って来てくれました 母の懐中電灯が照らし出したのは・・・ 上半身裸・・・・怪しげなズボン(カンフー着)・・・手にはヌンチャク そして全身は飛び散ったガラスでキラキラと輝いています サンチェ母「ギャーーー」 一言声を掛けたんですけどね 「僕の姿を見ても驚かないで」って |
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3月11日・・・サマンサ見合い物語外伝〜涙のヤマボウシ〜 |
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多くの御祝いの言葉ありがとう御座いました印刷してサマンサに届けました(感謝) 残念ながら時間の都合で直接手渡しは出来ませんでしたが・・・本人は喜んでいる模様です ではこのサマンサの結婚に最後まで納得いかなかった男の話 〜涙のヤマボウシ〜 ご存知の通りヤマボウシは・・・サンチェとサマンサ父であり・・・メグムの息子 この男・・・サンチェの結婚には二つ返事で了解したのであるが 娘となると・・・どーにも納得がいかない様子でして サマンサに見合いをすすめたのは・・・ヤマボウシ本人なんですけど 嵐の幕開けはある日突然やってきたそうです キング「今日は大切な話があって来ました」とキングが家に来たらしいのですが ヤマボウシ腹痛を訴えて・・・新聞を持ってトイレにこもったとか・・・昨日の新聞を持って さてキングがどのようにサマンサとの結婚の了承を迫ったのか?知りませんが キングが 「娘さんを嫁に下さい!」系の事を言ったのです ヤマボウシ「・・・そ・即答は待ってくれ・・・来週まで返事は待ってもらいたい」 キング 「・・はい!では来週月曜にまた来ますのでその時に返事を聞かせて下さい!」 ナントモ曖昧な返事でキングを帰らしたそうです(汗) 初めて家にやってきたどこかの馬の骨が愛娘との求婚を求めたのなら理解できますが 毎日の様に家に遊びにくるキングに・・・もう少し考えさせてくれ?・・・・ この日が土曜日だったかと思いますが 仕事中のサンチェに電話してくるのです ヤマボウシ「サンチェ大変だ!・・・あの男が嫁にくれと言ってきた!どうしようか?・・・」 サンチェ 「どうしようか?そんな事を言われても・・・俺キングには一回しか合ったことないし」 ヤマボウシ「・・・それはそうだな・・・・・・・あっ!! おまえ達・・・明日(日曜日)食事に行くんだろ?キングも一緒に誘ってくれ!」 誘ってくれ?結婚記念日の食事に・・・キングを誘うのか?(汗) サンチェ&ジュリアはまだイイとして・・・キングが嫌がるだろ foreverLoveと書かれたケーキを囲んで・・・・三人はナニを語れと言うのだ 月曜日に再びやってきたキング・・・ヤマボウシは泣く泣く結婚を承諾したそうです (本当に泣いていた模様)
両家の親のOKサインが出たところで 今度は双方の親の初顔合わせっとなったわけです 先々週の木曜日のこと(サマンサの仕事の関係で平日に) その日・・・ジュリアとジュニアはサンチェ実家に呼ばれました ・・・ナントモ納得のいかないヤマボウシの作戦会議の為に ナント・・・ヤマボウシ朝から仕事を休んで最終抵抗に備えています(大汗) サンチェ家で1人抗戦の構えのヤマボウシ・・・誰も味方はいないのでして そんなヤマボウシの元に呼ばれたのは・・・ジュリア ヤマボウシの第一声は ヤマボウシ「・・・ジュリアさんよ・・・どうやってこの結婚を止めさせようか?」 ジュリア 「・・・・・・・・・・・・・・ハァ・・・・(汗)」 ヤマボウシ「ジュリアのお父さんは・・・結婚に反対はしなかったのか?」 ジュリア 「・・・反対はしなかったけど・・・式の日をなんとか延ばそうと必死でしたよ」 ヤマボウシ「なるほど・・・その手があったか・・・よし!」 ジュリア 「・・・・・・・・・・・・・」 ヤマボウシ「式を秋に延期するのはどうかな?(キング&サマンサの希望で結婚式は6月に決定済み)」 ジュリア 「・・・・それはチョット延ばし過ぎだと思いますが・・・・」 ヤマボウシ「女心と秋の空・・・サマンサの気持ちが変わるかもしれん!!」 もうねー駄目ですよ親父・・・子供みたくダダをこねています その後は・・・特に有効な作戦も思いつかないヤマボウシ ・・・ただ時間だけが過ぎて・・・サンチェ母が仕事から帰り そろそろ出発か?って時に事件は起きました ヤマボウシ「・・・大変だ!車の鍵がないぞ・・・!!」 唖然とするサンチェファミリー もうね〜必死で探したらしいです ヤマボウシの服とか・・・ヤマボウシの靴下の中とか・・・ヤマボウシの手の中とか しかし・・・鍵はみつかりません ??必死で家の中を探し回るサンチェファミリー なんかジュリアも一緒になって探したらしいです どうにも約束の時間に間に合わなくなりそうなので サンチェ母がタクシーに電話すると言い出しました ヤマボウシ「・・・残念な事に・・・鍵が見つかりました」親父は半泣きで鍵を見つけたそうです ・・・・ヤマボウシが言うには『玄関の置き傘の傘の中にあった!!』とか 『玄関の置き傘の傘の中』?? ・・・サンチェの長い人生の中でその様な場所に車の鍵が紛れ込む可能性は皆無でして 確かに前回車を使った日が雨だったとします ヤマボウシは雨が降っているので長靴を履いて出掛けました 無論!玄関の置き傘を持って ・・・家に帰ったヤマボウシは・・置き傘を玄関の足元に置き 長靴を脱ぐ為に前傾姿勢になったヤマボウシ 胸ポケットからスルリと落ちた車の鍵は・・・足元に置かれた傘の中に そんな偶然が重なれば・・・考えられない事もないですが・・・ ・・・ヤマボウシの最後の抵抗は失敗に終わりました 待ち合わせ場所に行くまでも多少抵抗していたらしいです ・・・『アレ?この道は?・・・ココはドコだ』っと(涙)
サンチェもヤマボウシの気持ちが理解出来ないこともないです ・・・ジュニアが男の子だからまだアレですが 女の子が生まれたサンチェのツレは言っていました 『女の子は可愛いぞ!可愛くてしかたがない・・・しかし辛い! ・・・生まれた瞬間から・・・ この娘が将来どっかの男に取られるかと考えたら・・・腹が立って仕方ない』っと まだ見ぬ王子様に御立腹のようでして 今回の話を読んだ父親嫌いの乙女達よ 結婚して子供でも生まれたら気付くと思うが 世の親はそれほど娘(息子)のことが可愛くて仕方ないのです 決して 『お父さんの入った風呂には入りたくない』 『話し掛けないで』 『・・・臭い』 とか言ったら駄目です
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