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サンチェコラムを熟知している サンチェフリークは知っていると思うが サンチェは高校時代に バンド活動に勤しんでいた 高校入学当時は中学から始めたバスケを続けるか? 好きなハードロックに青春を謳歌(おうか)するか?(女にモテタイ一心で) 悩んでいた 最大の問題点はバスケとバンドいったいどちらがモテルのか? 中学の時に他校ながら交流のあったヤス君(仮名)の誘いがきっかけで (当初185まで伸びる予定の身長が思いの他不振で) バンド活動の道を選んだのだ
その時サンチェには心トキメク女生徒がいた 彼女の名前は〇〇佳子(けいこ)さん17歳 隣のクラスの女生徒だった 三つ編みにべっ甲の眼鏡の似合う真面目そうな彼女だった そう言えば一年の時に好きだったKちゃんも べっ甲の眼鏡を掛けていたのを憶えている もしかして「べっ甲眼鏡マニア」? おっと話が反れてしまった サンチェは当時も今と変わらずシャイであり とてもデートに誘い出す勇気もなく 思い焦がれる日々が数ヶ月続いた・・・ そしてそんなある日の事 サンチェの所属するバンドが文化祭に出場する事となったのだ バンド名は「マテリアルズ」 意味は物質,物,材料,原料・・・皆は小さな物質だけど集まれば素晴らしい! だったかな?ヤス君。今考えるとこじ付けと言うか?素晴らしいってのは何処に・・・ ちなみにサンチェの考えたバンド名は「A to Z」アズ 意味は最初から最後まで・・・全く意味不明だ(汗)・・・よって不採用 また話がそれてしまった 文化祭出場が決まった「マテリアルズ」に 学校側からバンドの紹介文を書いてくれと依頼があった・・・ 文化祭の当日演奏の前に放送部が読み上げるらしい そこでサンチェは閃(ひらめ)いた 始めの方の文は記憶の関係で忘れたが 最後の言葉は憶えている・・・・
文化祭当日!他の誰より緊張したサンチェがそこにいた! 前座の皆さん(オイオイ)が盛り上げてくれた御陰で会場は大盛り上がり 会場(体育館)は全校生徒総立ちで最高のステージが待っていたのだ 我々マテリアルズは出場バンド皆が認める最強バンド 満場一致でトリを(最後を飾る)勤めたのだ ボーカルの(N)はルックス最高!スポーツ万能そして美声 他学年の女生徒からの黄色い声援も半分は彼の元に ギターの(T)はテクニック最強学内では頭一つも二つもリード 彼のライトハンドには他のバンドメンバーもメロメロで最高にイカス! ドラムはヤス君。県のオーケストラや 某ジャズグループからも誘いのあった まさに最強のリズムマシン!小な体から刻まれる迫力のあるバスドラは 多くの女生徒の母性本能を刺激したらしい? ベースは我こそがサンチェ ハードロックが好きでギターを始めたもののテクニック的に限界を感じベースに転向 その後、音感・リズム感共に一般人のレベルに達して無い事を指摘され 文化祭前に家で一ヶ月間個人練習!(汗) サンチェ達の出番だ! そしてサンチェの書いた紹介文が読み上げられたのだ 前半部分は憶えていないが、最後の言葉は憶えている 「そして最後にけいこに愛を込めて」 会場は一瞬ざわめいた・・・「けいこって誰?」「けいこ?」 その時サンチェの熱い視線はけいこさんを見詰めていたのは言うまでもない! そしてサンチェの手には黒いベースが その中心には徹夜でペイントした「KEIKO」の文字がデカデカと輝いていた そう!これが俺の気持ちだ きっとけいこさんはその純情な胸の奥で 「?けいこ?エ?私?でもけいこって名前の人は一杯居るし?」 とドキドキしていた事だろう そして、ヤスの掛け声と共にマテリアルズの演奏が始まった ボーカルとギターに影響されて 恐かったがステージ(高い)から飛び降りてみたり ・・・かなり腰が引けていたのを今でも憶えている 調子に乗って体育館を走り回るとバレーのネットにベースの先が絡まって大変だったり 気がつけばコードが外れていてベースの音が全く出なかったりと 今思いだしても・・・若かった
次の日サンチェはけいこさんを学校の駐輪場で待ち伏せた! お膳立て(おぜんだて)は整っている! 昨日全生徒の前で告白したのだから 一言、言えばいいのだ 「昨日の言葉は俺の気持ちだから!けいこってのは君の事だ!」 っと ドキドキするサンチェの陰には来なくていいと言ったのに何故かヤスも居た 予定の時間を過ぎても彼女の姿は現れない? 緊張の余りノドがカラカラのサンチェは 近くの自販機でビックル「苺ミルク」を購入! ストローをさして一口飲んだその時! ヤス「彼女だ!」 駐輪場に姿を現したけいこさんは 栗色の髪が木洩れ光に照らされていつも以上に綺麗だった 苺ミルクをポケットにしまい(ポケットの先からストローが出ていたが) 駆け寄るサンチェ サンチェ 「あっチョットいい?」 けいこ 「えっ!うん」可愛くうなずく サンチェ 「昨日の曲聴いてくれていた?」 けいこ 「あっはい!」可愛いい サンチェ 「けいこってのは君の事なんだ!あれが俺の気持ちだから」 けいこ 「・・・・・・え?私・・・よしこ・・ですよ」 サンチェ 「・・・・ヘ?」 佳子とは「けいこ」とも「よしこ」とも読むらしい Thank you |
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