バンバンコム
JUST UP JEAN 亀川
   
 

 

  第二話(完) あれ?一話を読んでない

 

図書館を開じめてから何年か過ぎ

サンチェ家も新居の話が持ち上がり、

トントン拍子で家の取り壊しが行なわれる事に成りました

サンチェも高校生になり、おりからのバンドブームの影響か?バンド活動に勤しんでいた

時は文化祭前の猛特訓中でした

忘れもしない!取り壊しの日 文化祭の一週間後の日曜日

 

サンチェには取り壊しの日までにやるべき仕事があった、そうHな本の処分

手で届く範囲のHな本は速やかに処分(泣く泣く)していた

サンチェは部屋の片付けの時に行方不明になったT字型の金属の代わりを探していましたが

文化祭>バンド>イカス>恋>グフゥ を最終目標とし優先

Hな本の回収は文化祭が終って取り壊しまで一週間あるし・・・と余裕コイテいました

文化祭当日、数時間後の全校生徒の前での華やかなステージに

胸膨らませて朝食を食べていると

何やら、家族は荷物を持って忙しそうだ?不思議に思って聞いてみると

「あれ、言ってなかったかのー工事会社の都合で一週間早まったんじゃー」

「サンチェの部屋も見たけど、何も物無かったぞー」

「文化祭でサンチェは取り壊し見れんけど、業者の人が記念にビデオ撮影してくれるけー我慢せーや」

くわあああぁぁぁーーーーーーっ!

・・・・サンチェは焦った!

親父よ!何もない事はない、天井裏にマズイ物が・・・・っと言えなかった

それはもう、解体時にHな本がバラバラになってくれる事を信じるしかなかった

そう信じるしかなかったのだ!!

素直に言ってどうなる?

家族全員(妹含む)でサンチェの部屋の天井をこじ開けてHな本を取り出すのか?

そんな事出来るかよーー

私は重い足取りで高校に向かった

 

ここから先は私は知らない!

後日、叔父さんから聞いた話を書かしてもらう

田舎で家の取り壊しは大イベントであり

近所の人・通りすがりの人・親戚の人まで珍しがって見学に来るものである

サンチェ家親戚一同が集結、時間どうりに作業が始まったそうで

巨大なショベルカーが外壁をズガガガーと大きな音をたてて壊していったそうで

子供達はその迫力に大喜び

親戚は複雑な思いで見守っていたそうです

お婆ちゃんは結婚してから長年住んでいた家が目の前で

崩れていく姿を見て肩を震わして泣いていたそうです

それを見た母は励ましていたそうで、微笑ましい光景ではないですか!

そんな母の目の前に風に舞って飛んで来たものは・・・・

水着姿のおねいさんの写真集・・・胸も〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(自主規制)やら

ナース服を来た〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇(守秘義務)等

天井から色トリドリの恥かしい紙切れが降りそそいできたようで

近所住民からは歓声があがり

親戚連中は声を失い

母はお婆ちゃんと一緒に肩を震わせて泣いたそうで・・・

 

後日、業者が申し訳け無さそうに持って来たビデオはまさに地獄絵図であり

今でも『サンチェ家開かずの間』の保管庫の中に

厳重に厳重に保管されています

永久(とわ)に日の目を見る事は無いでしょう

 

 

 

文:サンチェ  挿絵:岩