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奇跡〜miracle〜 ・・・最近広島県を駆け回るサンチェバンバンコム広島県制覇の為に 先日は宮島の会議に出席する為にバンバン親方とサンチェは山陽道を走っていた 今回はそんな高速道路上での話 では今回の主人公我がバンバンコムが誇るバネット号を紹介しよう!
宮島での会議が午後2時開始!早めに会場入りしてサンチェと親方はバンバンコムを説明する為の プロジェクターだのスクリーンだのを設置するのである バネット号の中で色々な話で盛り上がる二人 今日の会議の話!サンチェジュニアの話!宮島と言えば穴子だ! 高速を走る事1時間程そんな和やかな車内でこれからとんでもない事態が起こるとは誰も予想出来なかったであろう 運転していた親方が叫びます 親分「おいサンチェ!車の様子が変だ!スピードが出ないぞ!」 ・・・助手席のサンチェも瞬時に異変に気付く! そして二人の視線はガソリンメーターへ ・・・空ですガソリン 貴方は高速でガス欠になった事がありますか?サンチェはこれが初めてです!(汗) 二人共気付いていました会社を出発した時に! 親方 「おい!サンチェ!ガソリンが少ないぞ!どこかで給油して行こう!」 サンチェ「宮島までは無理ですね!」 すっかり忘れていました・・・二人(話に夢中) 今まで100キロで走っていたバネット号・・・見る見るスピードダウンです 60キロ・・・50キロ・・・(汗) 二人共パニック状態です!高速道路で停止するか!? 親方 「サンチェ!ここはどこだ!?」 今ここはどこなのか?どこなのでしょうか?広島は過ぎたと思うのですが・・・? 看板らしき物は見つかりません! しばらく時速50キロの状態で走行していたらトンネルが見えて来ました 石内トンネル! サンチェ「親方どうします?このまま進みますか?」 高速道路にはこんな感じで路側帯ってのがありまして・・・緊急時に停止なり出来る逃げ道があるのです?
しかしトンネル内はない!路側帯等の救済措置などないのです! このままトンネルに突入して完全に止まってしまったら・・・逃げ道なんてありません 追突事故・・・渋滞になってしまいます(大汗) ビビリのサンチェが運転していたら停まっていたでしょう・・・しかし親方は 親方 「行けるところまで進む!」・・・止まる様子は全くもってありません 高速のトンネルにはトンネルの距離が書いてあるのをご存知ですか? 255m!サンチェは今までこれほどにトンネルの距離を気にした事はない サンチェ「親方!このトンネルは255mです!」 親方 「行くぞサンチェ!」 ・・・バンネット号時速50キロでトンネル突入 サンチェの祈りが通じたのか?トンネルは無事に乗り切りました・・・よく頑張ったバネット号 トンネルを抜けると緑の看板が見えました! そこには「宮島SA-4km」の文字がそしてその横には・・・ これがないと意味がないんですガスステーション! ここに一つの希望が生まれました!あと4キロ!あと4キロ行けば給油出来るのです! 二人の期待と裏腹に・・・バネットはドンドン減速・・・時速30キロメートル 高速道路には最低速度ってのがありまして皆さん100キロで走っている時に余りに遅いと危ないのです ・・・最低速度時速50キロ(この時点で違反です) 高速でスピード違反で捕まった話はよく聞きます! 30キロオーバーで捕まっただの!50キロオーバーで捕まっただの 親方このままでは前代未聞の20キロアンダーで捕まりそうです!(涙) 事態は良くない方向にドンドン進んでいます 目の前には緩やかな上り坂・・・ますます調子の悪いバネット号 サンチェは何かよい方法はないのか?と考えます! おぉ!エアコン!どんな仕組みか知りませんがエアコンを付けていたら燃費が悪い! 直ぐにエアコンのスイッチを切るサンチェ エアコンを切ると車内は熱くなります!サンチェ窓をあけて外の空気を・・・ 待てよ?風が入ってくるって事は?空気抵抗は? 世界燃費コンテストとかなんとかで見た事があります1gで数百キロ走る車は車高も低く戦闘機のようなボディー 空気抵抗は最小限に作られています 一方我がバネット号は車高も高く空気抵抗の的にも四角い箱型・・・窓を開けると空気抵抗が悪くなる! 開けた窓を急いで閉めました さて肝心の運転手!親方の方は・・・これまた大変です マニアル車なのですが少ないガソリンで距離を走るには!大きなギアが必須です 時速30キロで5段変速の5速のまま走行中です!(汗) そして絶対に踏み込んでは駄目です必要最低限のガソリンで走らなければなりません! サンチェと親方の絶妙なコンビネーションでバネット号は辛うじて走行しています あと3キロほど走ればガソリンスタンド!っと思っていたら 目の前に立ちはだかる最大の難所が現れました!五日市トンネル 全長525m&ヤヤ上り坂・・・余りにも危険です!危険すぎます サンチェ「親方無理です!500mは無理です!途中で止まってしまいます!」 親方 「ほらあれを見てみろ!途中あたりから下り坂になっているだろう!あそこまで頑張れば!頑張れば!」 サンチェトンネルの先を見つめます・・・・・・いや?見た感じズーーっと上り坂なんですけど(汗) 親方極度の精神状態なのか?幻覚が見えている模様です 祈る気持ちでトンネルに突入! 中間地点でマスマス止まりそうな勢いのバネット 親方 「どうする?サンチェ!」 サンチェ良いことを思い出しました 昔TOKIOの番組で『ガソリン満タンの車が何処まで走れるか?』ってのを観た事があります その時確か?ガス欠で止まった車をゆらしていました なんでも底の端っこに溜まったガソリンをホースの穴に入れるとか? しかしここは高速道路のトンネルの中!車を降りる事は出来ません 走行中の車をゆらす?・・・可能なんですサンチェの体重をもってすれば
サンチェ座席の上で飛び跳ねました!暗闇のトンネルの中必死で飛び跳ねました 何とかトンネルを脱出! トンネルを抜けるとまたしても緑の看板が!「宮島SA-2km」 半分まで来ました!残り2キロです! もしかしたら辿り着けるかも?そんな気持ちがサンチェの中に芽生え始めました! っが!安心したのもつかの間・・・ 親方 「マズイぞ!もう限界だ!もう5速では走れそうにない!サンチェギアを替えるぞ!」 ギアを4速にシフトダウンです! ウゥーン!・・・・・・・・・・・・・・・・・ 親方の表情が固まりました・・・・サンチェも直ぐに気付きました ・・・・遂にエンジン停止! 最悪の事態です!エンジンが停止してしまいました バネットはかろうじて惰性(フリ)で動いています だせい【惰性】 親方はそのままエンジンを掛けています キュキュキュキュッキュキュキュキュッ ドッドッドッドッドッドッドッドッ 掛かりましたエンジン!喜ぶ二人! ドッドッドットットットッッッッッ・・・・・・・ そして二人の歓声虚しく・・・エンジン停止! もう限界です!無理!あとはこの惰性(フリ)で進むのみ!です(涙) あと2キロなんです!サンチェは諦めません! あと2キロならガソリンスタンドに電話して運んでもらえばいいじゃーん!っと思う皆さん! 駄目なんです!ここは高速道路一方通行なんです!ガードレールの向こうには反対向きに車が走っているが 決して交わる事はないのである! ツマリ目の前にガソリンスタンドがある!ってことは 言い換えれば運んでもらうとすれば・・・『遥か後方のガソリンスタンドから運んでもらう』って事になるんです 宮島SA・バネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小谷SA 調べてみたが遥か後方に小谷SAにガソリンスタンドがあった! ちなみに小谷SAからバネット号までの距離は約54キロ(大汗) そんな54キロもガソリンを運んでくれるのか?その間の高速道路代は誰が払うのだ? だいたい運んでくれたとしてガソリンスタンドの人はどうやって帰るのだ イヤイヤそんな心配をしている場合ではないんです 今日が休日でのんびり親方とドライブなら全く問題ないのであるが! 今回宮島に向かう目的は会議!会議開始は午後2時!そして現在は午後1時半過ぎ そんな後方の小谷SAから運んでもらっていたら間違いなく会議に遅刻です! サンチェの脳裏には嫌な予感がヒシヒシと・・・押すのか?このバネットっを サンチェの方が軽い(体重)と言っても!サンチェの方が非力っと言っても 親方(社長)とサンチェが二人・・・運転席には無論親方・・・押すのはサンチェ(大汗) だいたい押せるのか?バネット車体重量1270キロ+プロジェクター+スクリーン+親方=無理です! サンチェ考えましたそして思いついたのが振り子の原理!?
サンチェ激しく前後に動きました!窓を締め切った車内の中それはもう必死で前後前後!(熱) 熱いだの寒いだの言ってられないのです! サンチェ「親方もどうかご一緒に!」 この振り子走行一番肝心なのは二人の呼吸です! サンチェ「はい!いいですか?前!後!前!後!」 ・・・イヤイヤ笑ってる場合じゃないんです!真剣なんです かろうじて20キロ?10キロで走行するバネット号!いつ止まってもおかしくないんです 横を通しすぎて行く多くの車に皆さんはどう思われたのでしょうか? バザードランプをたいたメチャメチャのろのろの車 ふと横を見たら運転席と助手席のおっさんが・・・前!後!前!後!と動いています 笑いたけば笑うがいいさ! っがその時奇跡が! サンチェ&親方「おぉぉーー」 希望の光が見えてきたんです!「下り坂」 道は緩やかな下りになってきました頑張れもう少しだ! 下り坂に突入!エンジンの停止したバネット号は少しずつ加速します 40キロ・50キロ・60キロ・70キロ・・・ 笑顔の二人!でもエンジンは停止しています!止まったら最後なのは同じなんです 親方 「サンチェよ!いいか俺はブレーキを絶対に踏まない!断言します!」 いつ上り坂になるか解りません!断言して下さい親方 日本が誇る高級車(セルシオ等)がどれだけ静かなエンジン音かご存知ですか? 道を歩いていて後からセルシオが来ても気付かない程の静かなエンジン音です しかしそんなの今のバネットの比ではありません なんといってもエンジン音全くなしですから ブレーキ踏みません宣言を発動したバネット号! グングン進みます!時速は70キロ・80キロ・90キロ そして遂に夢にまで見た宮島サービスステーション宮島SAの入口が見えて来ました 興奮する二人!勝利の笑みです 左にウインカーを出してバネット号はサービスステーションに入って行きます しかし勝利の笑みもつかの間・・・ 親方 「サンチェ!ガソリンスタンドはどこだ?どこにあるのだ?」 ・・・・遥か前方サービスステーションの奥にありました(遠) サンチェ「あの一番奥です!あの奥の端っこの方にJOMOがあります!」
サービスステーション内は勿論平地です!上りでも下りでもありません つまり現在の速度(フリ)だけであの奥のJOMOまで行かなくてはなりません サービスステーションの入口の速度標識をご存知ですか?制限速度40キロの標識 今まで100キロぐらいで走っていた車が減速せずに入ってきたら危険なんです しかしバネットは減速しません! 減速したら加速しませんから 親方 「サンチェ!ブレーキは何があっても踏まんぞ!わかったか!」 了解しました・・・ガンガン行って下さい サービスステーションの下り坂で減速どころかますます加速しています サービスステーションに入ってマズ眼に止まったのは・・・警察の皆様(汗) しかも何やら多数います しかしバネットは減速しません(汗) この際もう行くしかないんです!なんとしてもJOMOまで あっけにとられる警察官の皆様・・・ それはそうでしょう・・・サービスステーションを爆走するバネット号!時速70キロ しかも・・・エンジンが掛かっていない
あっけにとられた警察官の皆さんを横切ってバネット号はJOMOにまっしぐら 親方 「サンチェどこに?どこに?止まればいいのだ?」 ガソリンスタンドにはハイオク・レギュラー・軽油と三種類の燃料があります 基本的にはハイオクとレギュラーは同じ場所?軽油は別だったと思います どこに止まればいいのか?そんな事はサンチェも解りません・・・ 今まで空気抵抗を考慮して封印していた窓を開けてサンチェは叫びました大きな声で サンチェ「あのーすいません!ガソリン車はどこに止まればいいのですかー!」 JOMOの店員さんは焦ってました・・・数十メートル先から叫ぶサンチェに イヤイヤ数十メートル先からじゃないと駄目なんです! このバネット号!バックも出来ませんし停止したら方向転換さえ無理なんです 苦笑いの店員さんの顔が固まりました 気付かれました!エンジンが掛かってない事に そして焦っていますエンジンの止まった車が走ってきている事に JOMO店員「あーこちらにお願いしますー!」 親方がハンドルを切ります 親方 「おぉー!ハンドルが重ーい!」 パワーステアリングってのをご存知ですか? 本来重たいハンドルを動かす時にサポートするものなのですが エンジンが掛かっていないと機能しません 親方 「おぉー!おぉー!」 もう少しで追突するところでしたバネット号!夢にまでみたガソリンスタンドに
なんとか無事にガソリンスタンドに到着したんです!バネット号! 親方の運転技術!ブレーキ踏みません宣言! エアコンのスイッチ!窓閉めによる空気抵抗! 飛び跳ねるサンチェ!前後するサンチェ&親方! きっとどれか一つが欠けてもこのガソリンスタンドにはたどり着けなかったと思います まさに奇跡です!
会議には間に合いました!穴子丼も無事に食べれました 帰り道・・・道を間違えて高速道路に乗れなかった二人広島の山の中で迷子になりました 不安などありません・・・全く問題ありません! ・・・ガソリンは満タンなんですから 終劇 |