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8月17日(AM8:20) ジュリア破水にて病院に行った 8月17日(PM7:15) 仕事を終えたサンチェ病院に到着 昼間はサンチェ母が付いていたが内心ハラハラであった ジュリア痛みが激しくなったらしく鎮痛剤をオシリに注射 (PM6:00) ジュリアは晩飯の途中で痛みが辛かったが出産に向けて体力が必要なので頑張って食事を食べていた サンチェはジュリアが朝作ってくれていた弁当を一緒に食べた(冷蔵庫で冷え冷えの物を) 先生の診察では子宮口はまだ2cmしか開いていないので今日中(17日)の出産はないと思います *子宮口:呼んで字のごとく子宮の口これが最終的に10cmまで開かないと出産には挑めません 陣痛は10分間隔 ラマーズ方講習で練習した呼吸方で痛みをやわらげる 男性諸君に告ぐ! ラマーズ方講習は必ず同伴する事!痛みの激しい妊婦はラマーズ方の事など忘れてしまう可能性大 旦那もしっかり勉強して嫁が痛みで呼吸方を忘れた時にしっかりと教えてやる事が大切 10分間隔に来る陣痛(約1分の痛み) 陣痛の無い時は出来るだけ眠る事が大切であり これからドンドン陣痛が激しくなり陣痛の間隔が短くなれば寝る事は困難になる 8月17日(PM9:??) ジュリアがトイレに行きたいと言ってきたのでナースコールをする お腹に付けた二つの測定器を外してもらう 1:陣痛を測るセンサー 赤ちゃんの心拍数は120〜160の間は正常で100を下回ったり180を超えるとよくないらしい また心拍数から赤ちゃんが寝ているのか起きているのか?を判断する
トイレまで付き添うサンチェ痛々しく歩くジュリアの姿は・・・ 8月18日(AM0:00) 日付が変わって18日になった818でなんかロゴがいいなぁーと思うサンチェ 名前は十八(かずや)か? 8月18日(AM2:??) ジュリアの陣痛の間隔が不定期だが短くなった・・・痛みも激しいらしく顔をしかめている トイレに行って帰ってから先生の診察を受ける 子宮口は2cm・・・まだまだ産まれそうにないです ジュリアが欲しいと言ったので買っていた柑橘系のゼリーを食べさせてやった サンチェ「ジュリア?何か欲しい物はないか?」 ジュリア「うーん!じゃー柑橘系の物が欲しい」・・・かんきつ系の気分らしいですジュリア(汗) マンゴープリン&フルーツ サンチェ「よーし!じゃーパイナップルだ・・・これはライチかな?」 暗がりの中ジュリアの口を目指してスプーンで運ぶサンチェ 美味しそうに食べてくれるジュリア・・・美味しそうだ(空腹) 眠い目を擦りながら・・・気が付けばサンチェが食べていた(汗) 8月18日(AM5:??) さすがに眠くなってしまった・・・今思えばあの時が一番辛かったかも(サンチェ) 徹夜なんて何年ブリだろうか?数年前に仕事で徹夜したのが最後の記憶だぞ・・・ 陣痛で痛みが来る度にジュリアの腰やら背中をさすっていたのだが・・・さすりながら意識が遠のいて行くサンチェ ジュリアの「サンチェ!寝とき!」の声で我にかえる! ・・・イカンイカン!サンチェの眠気などジュリアの痛みに比べたら・・・ 柑橘系第二弾!トロピカルゼリーを食べさした 8月18日(AM8:00) ジュリアの朝食が運ばれて来た! 体は辛そうだがジュリアも食べる事が体力をつける事と解っているのだろう 頑張って食事を食べる冷凍ミカンが堅くてむけないのでサンチェがむいて食べさせた 8月18日(AM9:00) 院長先生による診察 子宮口は3.5cm・・・最終的には10cm開くまで我慢です(涙) 8月18日(AM10:10) サンチェ母が来たので シャワーを浴びる為とサンチェの食料を購入する為にサンチェ一度家に帰る ファミリーマートで明太子のおにぎりとジュリア好きなツナと玉子のサンドウィッチ冷やしうどんを購入 シャワーを浴びて疲れと眠気をとる 8月18日(AM11:30) 病院に戻ったサンチェはこの緊張感の中 「グーグー」と鳴るサンチェの腹がヤヤ不謹慎なのでジュリアの昼飯と一緒に食べようと思っていたが おにぎりを食べる AM0:00になりジュリアの昼飯が運ばれてきた 今回も頑張って食事を食べたジュリアよく頑張っているぞ! まだ頑張って自力でトイレに行くジュリア 陣痛が治まった直後にトイレに行くのだが途中で陣痛が来て倒れそうになってしまう(涙) 8月18日(PM4:30) 診察をしてもらう子宮口は5cmほどに開いてきた陣痛の間隔は相変わらず6〜7分間隔・・・ ジュリアの父・母・妹が軽井沢から駆けつけた(夏休みの家族旅行の途中) 安心した表情のジュリア!やはり両親の顔を見ると安心するのだろう しかし陣痛が始まり苦痛の表情になるとジュリア父は焦った顔で動揺を隠せないようだ ジュリア妹も姉ジュリアに近づきにくい雰囲気だ サンチェ「大丈夫だよ!姉ちゃんに声掛けてやって」 ジュリア父は「俺には何もやってあげれん!サンチェよあとは頼んだぞ!」と分娩室を出て行く 8月18日(PM6:30) 子宮は6cmまで開いていたが先生が手で8cmまで広げてくれた さすが院長先生! ・・・しかし入院陣痛から34時間経過!(汗)痛みで全く寝れていないジュリア心配だ 体力的にも精神的にもカナリ極限の状態先生もジュリアの事を心配して半強制的に子宮口を広げたのか? 先生「子宮口が1cm開くのに1時間から2時間掛かります!その後出産まで1時間 速くてPM9:00遅くてPM11:00ですかね」 サンチェはジュリアの父&母&妹と晩飯を食べに行く事にした サンチェが食べたのはAセットであり焼き飯と餃子とラーメンのセット ジュリア父はBセットおにぎりと餃子とラーメン ジュリア母と妹は共に焼き飯を注文 ジュリア父は昼飯に『ラッキー777セット』なる物を食べたらしく(汗) どうやら餃子が2セットもあったらしくサンチェに餃子を差し出す ジュリア父「これ食べて頑張ってくれ!サンチェ君!」 ジュリア父の熱い気持ちを餃子から受け継ぐ! ・・・病院までの帰り道ジュリア父が 「やはり産まれてから帰る!その方が安心だ!」 先程まで旅行帰りで明日の朝には妹を岡山まで送って行かなくていけないので いったん実家に帰ると言っていたジュリア父もやはり心配なのであろう! 8月18日(PM8:??) サンチェとジュリア母が分娩室に入る ジュリア父とジュリア妹が産まれるまで待っている事をジュリアに伝えた ジュリア「それが・・・今診察してもらったら6cmに戻っていた・・・今日の日付では無理みたいだよ・・・」 ・・・アレ? ジュリア母は残ると言うので事情を話してジュリア父とジュリア妹は一旦実家に帰る事となった 余り登場していないがサンチェ母も朝から待合室で待機してくれていた サンチェはサンチェ母を駅まで送りその足でシャワーを浴びに家に帰った サンチェも全く寝ていないので流石に体力的に限界を感じ暖かいシャワーを浴びて復活! そとはポロポロと雨が降っていた 8月18日(PM9:30) 病院に戻りジュリア母とサンチェが交代で陣痛が来る度にジュリアの腰をさすっていた 8月19日(AM0:15) 気が付くと19日に突入していたのだ陣痛開始から40時間経過・・・(涙) この頃になると陣痛の間隔も4〜5分になり出産の瞬間が近づいて来た しかし同時に陣痛の痛みは増していきジュリアは相当痛いようだ ジュリアは我慢強い性格で痛みを我慢して「痛い」と今まで声に出して言った事はなかった 昨夜も暗がりの中声に出さないジュリアの陣痛のタイミングをその痛そうな表情で察して 腰をさすったり呼吸方を二人でやってきたサンチェ しかしここに来て「痛い!」っと叫ぶジュリア その頬を流れる涙 ジュリアは痛みから涙を流した 痛みで涙を流した事があるか?サンチェは幼稚園の時に転んで泣いた事はあるが 高校の時に腕の骨を折った時も涙は出なかったし専門学校の時にバイクで事故し 道に放り出された時もサンチェは泣かなかった その涙からジュリアの痛みを痛感したサンチェ 見かねてナースコール 鎮痛剤を注射してもらう・・・サンチェもジュリアも鎮痛剤を打てば陣痛が弱くなると思っていたが 実際には余り影響はない!っと看護婦さんに聞かされた・・・ 左右にある他の分娩室では「オギャーオギャー」と他の赤ちゃんの産声が聞こえてくる ジュリアが分娩室に入ってからもう10時間経過・・・サンチェ最終的に5人の赤ちゃんの産声を聞いた(汗) 8月19日(AM2:??) ジュリアは相当痛い様でこの時間になると会話も全く出来ない状況となった サンチェは陣痛の度にジュリアが呼吸方法を忘れないように横で一緒に呼吸をするのである サンチェ「ジュリア!深呼吸深呼吸!鼻からすって口からフーー!」 サンチェはジュリアに飲ます為にいつもお茶を用意している ジュリア「おXXX」 サンチェ「???どうした?」 ジュリア「お・・・ちゃ・・」 ジュリアの言ってる事も聞き取れない程だった その時ジュリアが何かを言った ジュリア「に×××・・・く・・・」 サンチェ「どうした?どうした?」 ・・・・・どこが痛むんだ・・・・ ジュリア「ニンニク臭い・・・」 サンチェ「エ”!!!」 ジュリア父から頂いた餃子である(汗)・・・父よ貴方の思いはジュリアに確実に伝わりました(涙) 今思うと・・・心配するサンチェを気遣って言ったジュリアの言葉なのか?・・・相当臭かったのか? 助産婦さん?の診断では子宮口は8cmまで開いた サンチェ「頑張れよジュリア!あと少しだからな」 ジュリア「・・・うん」 ブドウ糖の点滴が始まる ブドウ糖は妊婦の食料みたいな物でこれからお産に向けての体力を付けるのである 8月19日(AM3:00) 抗生剤を点滴に入れて貰う氷枕を取り替えてもらったりと 慌ただしくなってきた ジュリアの痛みも最高潮・・・子宮口は9.5cm・・・あと0.5cmもう一息だ 出産に立ち会うサンチェとジュリアを残してジュリアの母は分娩室を出て行った ジュリア母が目で訴えていた「サンチェ!あとは任したよ」 サンチェはうなずいた 実はこの病院には サンチェの高校からの親友「最大級の告白」でも登場したヤス君の奥さんが看護婦として勤めているのである この日は偶然にも夜勤で病院にいたのである ナースコールで駆けつけてくれたヤス奥さんは普段のおとなしいイメージとは違い頼りがいがある 苦しむジュリアの腰をさすってくれたのだ やはり知ってる人がいるとジュリアも心強そうで本当に良かった 8月19日(AM4:00) 異常に苦しむジュリア・・・子宮口は遂に10cmに開いたそして陣痛の間隔も1分間隔になった 出産の開始である イキミによって赤ちゃんをジワジワと出口の方に運んでやるのだ 分娩台に足を掛けて踏ん張る為に腕で棒を握る 陣痛の痛みが来たら 「息を吸って吐いて吸って吐いてもう一度吸って息を止めてイキむ!」 その時体は海老の様に弧を描くように丸めて あごを引いて思いっきりイキむのだ 出来るだけ長くそして陣痛が続いている間は何度も何度も繰り返して 慌ただしくなる分娩室 色々な物が運ばれてきて先生も駆けつける サンチェは何もする事が出来ずジュリアがイキム時に首を持ち上げてあげる事しか出来ないのである 次第に赤ちゃんの髪の毛が見えて来た500円玉ぐらいの大きさだややクルクルした髪の毛はサンチェにそっくりである 先生「吸って吐いて吸って吐いて吸って・・・はい!」 ジュリアは頑張っているのだ 顔には赤い小さなブツブツが出来る程(毛細血管?)力をこめるジュリア 頑張れ!ジュリアがどうにかなってしまいそうでサンチェにはその言葉が言えなかった サンチェはこの様な状況でどうしようかと迷っていたがポケットからカメラを取り出したのだ 先生「大丈夫ですよ!しっかり撮ってあげて下さいね」 サンチェジュリアの頭の方から足の方にまわる 一同唖然とした表情でサンチェの方を見ている 先生「・・・大丈夫ですよ!こっちからでも充分に撮影できますからね!」 サンチェ笑われながら頭の方へ戻る 先生「もう一息よ!頑張ろうね」 イキムジュリア(頑張れ!)頭が半分ぐらい出てきた ジュリア「うううううーーーーー!」 先生「はい休憩!よし次で産もうね!頑張るんよ」 ・・・緊張するサンチェ(大汗)本来サンチェの予想では先生が引っ張り出すのかと思っていた ジュリアの力だけで産むのである そして最後の陣痛 先生「はい!先生のこの手を跳ね除ける感じでしっかり力をいれて」 ジュリア「うううううーーーーー!」 先生「赤ちゃんの為に頑張りなさい!」 ジュリア「んーーーーーーーー!」(ジュリアの首を持ち上げるサンチェ頑張れ!) ジュニア「ウッオギャーオギャーオギャー」(産声) 8月19日(AM4:46) 2570g男 サンチェ&ジュリアのジュニア誕生である へそのおを切ってもらい赤ちゃんを乗せる台の上に運ばれた 赤ちゃんの口の中を吸引してもらい体を拭いてもらっている
ジュリアの安心したやさしい顔 サンチェ「よく頑張ったな!ありがとうなジュリア」 ジュリア「メガネを取って!」 ジュリア視力が悪くて実はこの時点でまだ赤ちゃんがボンヤリっとしか見えていない メガネを掛けたジュリアのお腹に上に赤ちゃんが運ばれて来た 赤ちゃんの口をおっぱいの所にもってきてくれた 本能なのか?中々出ないと心配していたおっぱいが赤ちゃんを近づけただけでジワジワと出てきたのである 感動的な瞬間である そして次はサンチェの番! 看護婦さん「じゃー次はお父さんに抱っこしてもらいましょうね」 焦るサンチェ・・・我が子の重さをその腕に感じた 2570gと少し小さいがサンチェにはズッシリ重くその命の尊さが伝わったのである
ジュリアはその後2時間は眠れないのだ 産後の出血が止まるのを確認したりしないといけないから サンチェはジュリアの母に知らせにいった 母は涙を流して喜んでいた 急いでサンチェも実家に電話をしたサンチェ母は寝てなかったのか?と思う速さで電話に出て 「うん!うん!今から行くから」 ジュリアが寝ないようにサンチェとジュリアの母は色々な話をした サンチェ父・母・妹が駆けつけた頃には外も明るくなってきた 8月19日(AM7:00) ジュリアの出血も無事に止まり一般の病室に移された サンチェ「よく頑張ったな!あとはゆっくりと寝るんだぞ」 ジュリアとサンチェ48時間ぶりの睡眠である サンチェは緊張の糸が切れたのか?48時間もコンタクト連続使用は無理があったのか? 目が痛いのに気付く・・・(汗) 片目のコンタクトを外しゆっくりと車を運転して家に帰った それから寝た・・・よく寝た・・・途中友人が御祝いを持って家に来てくれたが ・・・何を話したのか?憶えていな程よく寝た ジュリアの事が気になるので午後3時に寝ざましをセットしていたが起きたのは午後6時(汗) フラフラの体で病院に行った ・・・ジュリアはその後検査等でまだ寝れていないと(涙) 体が熱いと言うので入院の手引きでジュリアを仰ぐサンチェ 午後7時30分になり面会時間が終りますの放送が流れたが ・・・取りあえず聞かない事にしてジュリアを仰いだり足を揉んでいた 午後9時・・・看護婦に見つかりサンチェ強制退去 今日の昼にジュリアから連絡があり昨夜は何回か目が覚めたけど無事に眠れたようだ 午後1時からの初めて授乳もじわじわと乳が出てきたようで サンチェジュニアは乳を吸うのが上手らしい!サンチェに似たのである
・・・サンチェは不思議と涙が出なかった 今日会社への道のりでこの話を書く為に 頭の中を整理していたら・・・熱い物が込み上げてきた(大涙)
サンチェはこの出産で多くの事を学んだ 陣痛を和らげるマッサージの仕方・各種機器の見方 出産の大変さ ジュリアの強さ 我が子を思う親の気持ち よく親に反抗的な女性が出産を機に親に対してやさしくなると言うが あれは多分本当だと思う!あれほど大変な痛みを伴って産んでくれた母親の事がよく解るはずだから サンチェもサンチェ母の偉大さを出産に立ち会った事で充分に認識できた 世の中の旦那諸君 出産は感動的で色々な事を考えさせられる 恐がらずに立ち会って欲しい!年々立会い出産は増えてきていて今は40%旦那が出産に立ち会うらしい そしてこれを読んだ会社の社長さんはこころよく立会い出産の為に会社を休ましてあげて下さい これから出産の予定のある乙女達よ頑張ってくれ あの小柄で根性なしのジュリアも48時間の出産を乗り切れたのだから
ジュリアの出産にあたり応援してくれた多くの方にありがとう 看護婦さんや先生方にありがとう 駆けつけてくれたジュリアの家族サンチェの家族にありがとう 元気よく生まれてくれた我が息子よありがとう そして最後までよく頑張ったジュリア本当にありがとう
ジュリア&サンチェへのおめでとうメールは此方まで サンチェはジュニアが第二次反抗期になり サンチェクラスの悪ガキになった時にこの話を読んで聞かせる予定 8月20日(PM6:09) これからサンチェは病院に急行 |